トレードロジックの開発
結論から申しますと、新しいトレードロジックなどを作ることは極めて難しいです。
嘘だと思うなら、開発者に正直になるおクスリでも飲ませてみればいいと思っているくらいに(多分違法ですので絶対やらないように)。
自動売買の販売は楽勝???
さて例えば、もし自動売買を販売することを生業にしたいのであれば、いくつか覚悟しなければならない事があるでしょう。
FX自動売買最古参の経験から。
①”ロジックを簡単に生み出せない”ということは、収益を得る商品の種類を揃えられないということ
②数多くの競合者、競合他社と激しい競争を勝ち抜き続けないといけない
③トレードロジックが盗まれるリスクが恐れられる
1番、2番も面倒で大変なものですが、3番の問題も結構面倒!!
そう、実は思ったより面倒で、しかも販売では儲からないんです。
模倣・コピー問題
③トレードロジックが盗まれるリスクが恐れられる
今回は、著作権?的な話ということですが、光があれば闇があるものです。
悲しいかなFX自動トレード界隈の中には、手癖の悪い人たちも中には極少数居るという噂があります。
聞いた噂話の範囲で、例えば”共同ビジネスをしましょう”的な感じで、裏の顔を何も知らないFX関連のトレーダー・開発者に目をつける。(もちろん玄人の間では有名)
途中まで、一緒にビジネスをするフリをして場合によっては契約書(合法内容)まで締結、もしくは締結寸前でデータだけ抜き取って(油断したところで営業秘密を抜き取り盗んで)トンズラをする。
私は、第三者として、自分の目の前で現行犯を目撃した事が実際にあるんです。
何回も。。。証言台に立ってもイイ😗
が、見ていて正直笑いました。ちょっと、やられる側も間抜けすぎるのではないかなということです。
ここで気がついて、盗んだやつが悪い!と踏み出すのが面倒くさい理由は、当然立証責任が求められ、多額の弁護士・訴訟費用、証拠集めに大変な手間がかかってしまうから。
犯罪が許される訳では無いのですが、事実であったとしても相手は初めからトボけるのが通例なので裁判は何ヶ月も掛かるし、仮に得るものがあっても、赤字になるから弁護士・裁判所へは実際には相談しに行くだけで保留になっている場合が多いものです。
そんな面倒なことをするよりは、実力で競争して相手に勝ってしまった方が実利が多い。
それに、一度世の中に出してしまえば、それを見た別の人達が類似・コピー商品を出してくるでしょうから結局は同じことになるのです。
保護することはできるのか?
結論から申しますと、物凄く難しいと思います。
・自分が「ロジックの秘密・機密で大事なものだ」と思ったら、簡単に他人に中身を見せないのはとても重要だと思います。
・信用できると勘違いして、油断して見える場所にソースコードや資料や置くのも駄目。
多くの場合は噂程度にしかならないものの
もし、あなたが将来証券会社への営業を考えるなら?
”同様のこと”をする人物がいれば、後々噂になりドコで何を言われるかわからないし、そんな噂話が数年レベルで東京一帯の、、、例えば証券会社間や同業の人たちに広がるものです。
それでどうということはありませんが、彼ら(証券会社など)は基本的に親方日の丸を意識するので、”問題を抱えていると思われる人物と関わるリスク”を嫌うものです。
つまり付き合うことができても、常に”レピュテーションリスク”をイメージされながら相手からは「引きつったような表情の固い営業スマイル」で対応される。
さて正直なところ、トレードロジックなどの保護はガバガバと言っていいでしょう。
それでも悪さはするものじゃないですし、一度泣き寝入りしたとしても、この業界でもやはり自浄作用が働いてしまうものです。
他人のロジックその他を借用する場合
うちは、基本的に参考したデータなどが有れば、必ずどこかにクレジットを記載しています。
(見えにくい場所の場合は、ごめんなさい)
それが、提供者に対する誠意であり、敬意であり、少しでも市場をクリーンに、違法な事など無いようにしていくことにつながると考えているからです。